サッチング

サッチングとは芝生の表層に堆積した枯れた葉や根=サッチをレーキ(熊手)で掻き出して除去する作業のこと。

サッチを放置するとなぜ良くないのか?

芝刈りをした後の刈りカスや冬枯れで出る枯れた芝や根。これらが堆積して半分腐った状態で堆積していくと通気性、水はけが悪くなり芝生の成育が悪くなります。成長期は頻繁に芝刈りしますがサッチはなかなか分解されないので積極的に取り除く必要があります。
サッチの層

サッチングに使う道具

サッチは生きた葉や匍匐茎に混ざったり土に近いところに堆積しています。そこで歯が付いた熊手=レーキを使って引っ掛けて掻き出します。

夏芝の冬枯れ芝生の手入れ(育て方)

芝焼きの目的と効果、適した時期と方法

若草山の山焼きなど春の訪れを告げる芝焼き。そもそも芝焼きは冬場の新芽が出る前の2月頃、地表のサッチ層をバーナーなどで焼いて雑草や病害虫を除去する手法です。上手に芝焼きすると新芽が1週間ほど早く出る効果も期待できます。芝焼きの目的と効果、時期と方法について。条例で芝焼き禁止されている場合に注意。

夏芝の冬枯れ芝生の手入れ(育て方)

後楽園、若草山の山焼き、潮岬「望楼の芝」など有名な芝焼きイベント

後楽園、若草山、本州最南端の潮岬「望楼の芝」などの芝焼きについて。春の芽生え前に芝生のサッチを燃やして病害虫の防除や新芽の新芽育成を目的に行われる芝焼きは古来広い芝生を持つ庭園や山で行われてきました。近年では祭りや防災訓練と組み合わせて観光イベントにする例が見られます。今年の芝焼き開催情報。

コウライシバの肥料芝生の手入れ(育て方)

芝生も肥料が必要?どんな肥料をいつ与えればよいか

密で緑色がきれいな芝生を作るには肥料が有効。他の草より土壌を選ばない芝草ですが生長が盛んな時期に肥料を与えるとより密で色が濃い芝生を作れます。コウライシバなど日本芝では春〜夏、西洋芝は春と秋に月1度肥料を施します。均一にまかないと色ムラの原因になります。

フェスク類芝生の道具

芝生の除草剤「シバキープ」シリーズの特徴と使い方

「シバキープ」シリーズはレインボー薬品の芝生向け除草剤ブランド。家庭向け芝生除草剤分野の定番商品でサッチ分解剤や液肥、害虫駆除の殺虫剤もあります。様々な雑草に効く土壌処理剤「シバキープⅡ粒剤」、よりイネ科に効く「シバキーププラスα」は肥料も付加、スギナに効く液体タイプの「シバキープAL」、ヒメクグやハマスゲに効く「シバキープPro顆粒水和剤」などがあります。

新宿御苑の芝生(5月中旬)芝生広場のある公園・スポーツ競技場

東京都内の芝生広場がある公園(ピクニック・子連れ)

東京都内の大きな公園にはだいたい芝生広場があります。新宿御苑、代々木公園、明治神宮の芝生広場、木場公園、錦糸公園、猿江恩賜公園、東池袋公園など。転んでも痛くない芝生の公園で子供を思いっきり遊ばせたい!レジャーシートを広げてピクニックできるような、お母さんも安心の公園をご紹介します。

混合西洋芝の種まき芝生の植え方

西洋芝など芝生の種まき 時期と方法

種まきで芝生を作る方法。種まきには高麗芝など切り芝を張る方法と比べ芝生造成の初期コストが安いメリットがあります。日本芝のノシバでも発芽促進された種子があり西洋芝でも暖地型芝草のバミューダグラスなど種を使える芝草が出回っています。夏芝をベースに冬芝をオーバシードして常緑を保つ際も種まきします。