芝生の植え方特集。芝生は切芝のマットを張る「張り芝」と種からまく方法ありますが床土を入れコウライシバの切り芝を敷き詰め目土で覆う作業が代表的。芝生を植えるのに適した時期は芝の生育が良い春や初秋です。
芝生を植える時期
芝張りは一年中できるものではなく適した時期があります。暑すぎたり寒すぎたりすると根付かなかったり、養生期間を長く取る必要があります。関東以西で一般的な高麗芝の場合芝張りに適しているのは4月〜5月がおすすめで初秋も可能です。
芝生の張り方
「切り芝」を地面に張り付ける「芝張り」で芝生を作る4つの方法。「切り芝」の張り方には目地張り・ベタ張り・市松張り・すじ張りなど幾つか方法があります。芝生の張り方の詳細はこちら。目地が大きい張り方ほど「切り芝」の量を減らせるメリットがありますが芝草が全面を覆うまで時間がかかります。目地張りが一般的です。
芝生の目土・目砂
目土とは芝生の管理で使う水はけが良くキメが細かい土です。読み方は「めつち・めづち」。以前は黒ぼく土が多かったのですが最近は水はけの良い砂=目砂を使います。芝生の目土・目砂と目土入れに適した時期と量についてはこちら。目土を入れる目的はサッチの分解促進、露出した根や茎の保護、芝生のでこぼこを直すため、など幾つかあります。3〜5mm程度薄く撒き、レーキで平らにした後水やりをして葉が出ている状態にします。
芝生の種まき
冬芝と夏芝の一部は種まきによって芝生を作れます。高麗芝の切り芝よりも初期コストが安いのがメリットです。北海道では冬芝のケンタッキーブルーグラス、関東以西では夏芝のノシバ、バミューダグラスなどが種まき可能な品種です。芝生の種まきの時期や方法はこちら。
芝生の養生
芝張り後すぐ子供に使わせたくなるものですが根付くまで芝生の養生期間を設ける必要があります。また根付いた後も全面が芝生に覆われるまでできるだけ芝生に立ち入らないようにします。
一般に芝張りや種まき、エアレーションの後は「養生」として芝生に立ち入らないようにします。養生が必要な理由や期間の目安について。