芝刈り機の使い方の悩み

雨上がりにうまく刈れない、芝刈り機のエンジンのかけ方、タイヤが浮いてしまう、切れ味が落ちてきた、斜面でも使える芝刈り機は?など芝刈り機の使い方の悩みについて。

雨上がりの芝刈りはNG?

雨上がりや朝露に濡れている状態で芝刈りするのはありでしょうか?草取りは根が抜きやすい雨上がりが良い説がありますが雨は芝刈りにデメリットの方が多いようです

よく言われるのは濡れた芝が倒れて寝ると刈りづらい、刈り漏れが出る点。また濡れた地面を踏むことで凸凹ができやすい、濡れた芝は重い上芝刈り機のあちこちにへばり付くデメリットもあります。朝露なら程度問題ですが積極的に芝刈りをするメリットは無さそうです。

各メーカーでもRYOBI「濡れた芝を刈らないでください」HONDAの芝刈り機FAQ「雨の日には、芝が湿っているので使えません。また、前日に雨が降った場合には充分に芝が乾いてからご使用ください。」ということで推奨していません。感電やスリップしての事故の可能性もありますからご注意ください。

芝刈り機のエンジンのかけ方

芝刈り機のエンジンがかからない場合。型番で検索しメーカーのサイトから説明書をダウンロードして欲しいですが一般的な芝刈り機のエンジンのかけ方は次のとおりです。

1.燃料コックレバーをON/出る/開く(呼び方はメーカーによる)に合わせます。
2.エンジンレバー/スロットルレバーをチョーク(呼び方はメーカーによる)に合わせます。
3.スターターレバー/リコイルハンドル/リコイルグリップ(呼び方はメーカーによる)にを強く引き、ゆっくり戻します。エンジンがかかるまで何回か行います。
4.エンジンがかかり回転が安定したらチョークを戻し3〜5分暖気運転します。暖気運転により各部にオイルが行き渡りエンジン寿命が延びます。

芝刈り機が浮いてしまう

軽い方が取り回しやすいですがデメリットもあって車体が軽かったり車輪が小さいと芝から浮いてしまう原因になります。芝刈り機の変更を検討してみてください。

芝刈り機の切れ味が落ちてきた

包丁も使い続ければ切れ味が落ちてくるように芝刈り機も切れ味が落ちてきます。ロータリー式の場合ほぼ手入れ不要で何年か後に取り替えるのが一般的ですがリール式の場合簡易刃研ぎ(ラッピング)やリールカッターとベッドナイフの隙間を調整する「すり合わせ(刃合わせ)」というメンテが必要です。

傾斜地でも使える芝刈り機

傾斜のある斜面は芝刈り機が苦手な場所の一つで重くて押せなかったり転落の危険もあります。芝生の面積が狭い場合はポールバリカン、法面など面積が広い場合は刈払機が便利です。法面など斜面地で使える芝刈り機で取り上げています。

芝刈り機の講習を受けたい

芝刈り機には特別な講習がありません。斜面など危険な場所での作業もある刈払機には「刈払機取扱作業者」という資格があります。これは刈払機取扱作業者安全衛生教育を修了した者に与えられる資格で公共団体が発注する刈払い作業には必須となります。個人が刈払機を使う分には不要ですが講習内容には点検・整備方法も含まれていて受ける意味があります。

芝刈り機でサッチングもできる?

サッチングができる芝刈り機もあります。

リョービ(RYOBI)の電動芝刈り機「LM-2310」はコード式電動芝刈り機で値段は2万円弱。リール式3枚刃で1時間あたり550m2=166坪を誇ります。オプションのアクセサリを付けるとサッチングにも使えます。

サッチング用のオプションは8000円弱。

芝刈り機が詰まる

芝が濡れている、キャッチャーが小さいなど幾つか考えられますが基本的に機種を変えないと改善できません。

芝刈り機の掃除

芝刈り後は刈りカスや汁などで汚れた状態になります。各機種の説明書に従って掃除してください。一般に刃の部分は水をかけて大丈夫な芝刈り機が多いようです。

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