「西洋芝」は芝草の品種の分類。芝生は「日本芝」と「西洋芝」の2種類に分けれられ「西洋芝」には夏芝と冬芝両方の品種がある。日本芝と西洋芝の違いについてはこちら。
「西洋芝」の特徴
「西洋芝」は日本芝と比べて葉が細く柔らかく、寒地性西洋芝の場合冬も美しい緑が楽しめる。切り芝メインで流通する日本芝と比べ種から育てられるので初期コストが安いメリットがある。
寒地型西洋芝の生育温度は15度〜25度で関東以南の夏の高温多湿や乾燥に弱く、成長が早いため芝刈りや水やりの手間がかかるのがデメリット。
品種としては夏芝のバミューダグラスやティフトン、冬芝のブルーグラス類、ライグラス類が人気。
「西洋芝」の「夏枯れ」
ゴルフ場など専門的にメンテする業者がいる場所を除き、寒地型西洋芝を関東以南の夏30度以上が続くような地域でメインにするのは難しい。成育が止まり「夏枯れ」で全滅してしまうリスクが有る。
このようなエリアで常緑にするには高麗芝などの夏芝をメインに秋オーバーシードして西洋芝に切り替える方法がある。