観光地横浜には景観や法面の保護用など様々な芝生の活用方法を見られます。桜木町から汽車道を抜け赤レンガ倉庫に至る観光ルート、レインボーブリッジの夜景で有名なデートスポット港の見える丘公園、山側は野毛山公園の芝生広場をご紹介します。山下公園、新港公園、臨港パークなど横浜の公園全体は横浜で芝生広場がある公園(ピクニック・子連れ)を見てください。
日本丸〜汽車道〜ワールドポーターズにかけての芝生広場
桜木町を出て赤レンガ倉庫に至る経路には結構芝生があって犬の散歩や景観維持に役立っています。横浜ランドマークタワーそばの帆船「日本丸」はみなとみらい21の石造りドックに保存されています。周囲の斜面には芝が植えられていますが何やらハートマークが見えます。
ハートマークに近づいてみるとこうなっています。
芝生アートは芝を低く芝刈りすることで段差が模様となっています。
芝生を張り替えた後養生している箇所もありました。芝生の補修のついでに芝生アートしたようです。遊び心があっていいですね。
続いて汽車道沿いの芝生。法面の保護し夏は照り返しで暑い所表面温度を下げるヒートアイランド現象の抑制効果も期待できそうです。
こちらも傷んだ芝生を張り替えた後がありました。横浜は観光地だけあって手入れされている芝生が多く感心しました。
汽車道を抜けたワールドポーターズ手前の広場には花時計がありその周辺の芝生が張り替えられていました。芝生の再生を待つより早いという判断と思いますが効果は歴然。
傷んだ部分との比較。歩道の脇は踏み圧で芝が無くなりがちです。
赤レンガ倉庫(新港中央広場)の芝生広場
赤レンガ倉庫には何度も来ていますがこんなに広い芝生があったとは意識していませんでした。綺麗に手入れされていて圧倒されます。赤レンガ倉庫手前のエリアは横浜開港博Y150「はじまりの森」の展示会場として使用された所で2015年に植樹整備され「新港中央広場」となっています。
赤レンガ側からワールドポーターズ側を振り返った角度。
低刈りで密な芝生。これは憧れますね〜プロの仕事です。
芝張りの後がうっすら残っています。目地を設けないベタ貼りの後、目砂で目土入れしてあります。ベタ貼りは切り芝の費用は上がりますが芝生の仕上がりが早くなるメリットがあります。また目地から雑草が張り込みにくくなります。
目砂を拡大した所
2017年のポケモンイベントの時の赤レンガ倉庫の芝生広場。夏が楽しみですね!
港の見える丘公園の芝生広場
夜景で有名な港の見える丘公園。港の見える丘公園自体には芝生広場ありませんが石川町からエレベータで上がったアメリカ山には庭園系の芝生があります。
混合西洋芝で結構密です。夏の手入れの賜物ですね。
港の見える丘公園に付きました。カップルがデートしています。
夕焼けのベイブリッジ
ベンチからこんな感じでベイブリッジ見えます。もう少し植え込みが低いと嬉しい。
野毛山公園の芝生広場
横浜というとみなとみらい、山下公園、海というイメージですが山の面積も大きいです。野毛山動物園の名前はご存知と思いますが野毛山にあります。結構坂がきついです。
野毛山公園は芝生広場やバスケットコートを持つ野毛山頂上の公園。
今の横浜の中心地関内の元となった吉田新田を見渡す展望台があります。
野毛山公園展望台からみなとみらい方面。ランドマークタワー、大観覧車、ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルなどが見えます。
今の関内の平野部はみな埋立地なんですね。釣鐘状の土地を江戸時代に埋め立てて新田としました。その広さは横浜スタジアム72個分!
野毛山公園の芝生も混合西洋芝です。使用頻度が少ないため比較的良好な状態です。