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【3月】プランターに芝生を植えバルコニーで育てる【6ヶ月目】

西洋芝0329

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バミューダグラスを植えて6ヶ月目の3月に、半面を耕して西洋芝「JターフII」を種からまいたバルコニー芝生の実践記録です。低温期に弱ったバミューダグラスに替えて混植に挑戦し、発芽から芝刈りまでの一連の流れを写真付きで振り返ります(出典:庭園用寒地型芝草(混合):J・ターフ2|品種カタログ|芝・緑化・緑肥 – タキイ種苗)。

読者

バミューダグラスが冬で弱った状態から、どうやって春に西洋芝を張り替えたの?

編集長

寒地型芝草の種を春まきすることで、短期間で密な芝を形成できます。今回は「JターフII」を半面にまき、既存のバミューダグラスと共存させる戦略をとりました。

目次

バルコニー芝生チャレンジ:6ヶ月目までの経過

本チャレンジでは、夏芝であるバミューダグラス「リビエラ」をプランターで5ヶ月間育て、2月の低温期で弱った状態から、3月に寒地型西洋芝「JターフII」を種まきして再生を図るプロセスを記録しています。当初は白カビ発生や生長遅延に悩まされましたが、西洋芝の導入で大きく状況が好転しました。

対照実験として、室内管理したノシバとの比較も行っています。詳細は「芝生の種まき」をご覧ください。

なぜこの方法を選んだか

バミューダグラスは高温期に強く、冬は地上部が枯れる性質があります。一方、寒地型西洋芝は冷涼な春・秋に勢いよく生長するため、3月のタイミングでまくことで短期間で密な芝面を形成できるのです。

【3月2日】バミューダグラス5ヶ月目の現状

2月の寒さを乗り越えたバミューダグラスですが、室内保温中に白カビが発生し、多くの株が枯れてしまいました。この影響で芝面はまばらになり、床土がむき出しの部分も見られます。

現状ではまだ冬枯れのような黄色みが強く、生長はほぼ停止しています。しかし根は生きているようで、気温上昇とともに復活する可能性があります。3月中旬以降の反応に注目です。

バミューダグラス(リビエラ)0302
補足:バミューダグラスの特徴

バミューダグラスは暖地性芝草(夏芝)で、高温・乾燥に強く、踏圧にも耐えます。一方で、低温には弱く、冬は休眠期に入ります。長期の室内管理は通気不良の原因になり、カビの発生リスクが高まります。

【3月上旬】バミューダグラスの初芝刈りと状態確認

数本の株だけが長い伸びを見せたため、初めての芝刈りを行いました。芝高はまだまばらですが、伸びた部分をカットすることで、新しい芽の発生を促します。

バミューダグラス(リビエラ)0311

【3月12日】西洋芝への種まき準備:半面を剥がして耕す

STEP
目土の除去

フォークを使って、芝生の上に敷いた目土を丁寧に取り除きます。バミューダグラスの根は深く張っているため、浅くかき出すようにします。

STEP
床土の確認

目土を取り除くと、2cm程度の床土層が現れます。この部分を軽くほぐして、新しい種が根付きやすい状態にします。

STEP
芝の剥がし

芝が薄い半面をスコップで慎重に剥がします。根は取り除かず、土と一緒に残してあります。これにより、新しい芝の生育スペースが確保できます。

バミューダグラスと目土
プランターの芝を剥がします

西洋芝「JターフII」:3種混合種による再生戦略

今回使用したのはタキイ種苗の「JターフII」。これは寒地型西洋芝の3種混合で、以下の品種を配合しています:

  • クリーピングレッドフェスク「ナビゲーター2」
  • ケンタッキーブルーグラス「ムーンライトSLT」
  • ペレニアルライグラス「ニューグレード」

※ 配合品種は予告なく変更されることがあります(出典:庭園用寒地型芝草(混合):J・ターフ2|品種カタログ|芝・緑化・緑肥 – タキイ種苗)。一時期、Amazonの園芸カテゴリーで人気だったこともありますが、現在の販売順位は変動しています(出典:Amazon.co.jp)。

品種の役割

「ナビゲーター2」は耐乾性に優れ、斜面や管理しにくい場所でも生育。 「ムーンライトSLT」は均一な芝質を形成。 「ニューグレード」は発芽が早く、早期に芝面を覆う役割を果たします。

【3月12日】JターフIIの種まき作業

種まきは、目土と種を同量混ぜて行います。細かい種を均等に撒くため、小さなボトルや塩コショウ用の容器を使うと便利です。

Jターフ2の種

上下・左右・斜め方向にまんべんなく種をまき、薄すぎないように注意します。その後、軽く目土をかぶせ、手で鎮圧。水やりは毎日欠かさず行い、乾燥しないように管理します。

混合西洋芝の種まき
プランターに西洋芝の種まき
軽く目土かぶせて水まき、鎮圧
正しい種まきのポイント

発芽までに10~20日、きれいなターフになるまでに50~70日かかるため、急ぐあまり頻繁な追加まきは逆効果。一度に密集させると病害の原因になります(出典:庭園用寒地型芝草(混合):J・ターフ2|品種カタログ|芝・緑化・緑肥 – タキイ種苗)。

【3月19日】発芽!西洋芝JターフIIが一気に出現

西洋芝JターフII0323
西洋芝JターフII0323

種まきから約1週間、前半は何も変化が見られませんでしたが、週末にかけて一気に発芽。バミューダグラスの晩秋まき時と比べ、圧倒的な勢いを見せます。

写真左側が新しく発芽した西洋芝、右側が既存のバミューダグラスです。西洋芝はみずみずしい緑色で、特にペレニアルライグラスと思われる細長い葉が目立ちます。

西洋芝JターフII0319
西洋芝JターフII0319
発芽後の注意点

発芽直後の芝は非常にデリケート。土を払ったり触ったりすると傷むため、しばらくはそのままの状態で育てます。鎮圧が足りないと浮き上がりやすくなるので、次回からはしっかり行う必要がありそうです。

【3月23日~26日】急速な伸長と全面被覆

発芽から数日で大きく伸び、3月23日には既にプランターの縁から芝がはみ出すほどに。バミューダグラスはまだ黄色みが強く、ほぼ生長していないのに対し、西洋芝は明らかに優位な状態です。

3月26日には、まき残しがあった土の部分も完全に覆われ、密な芝面が形成されました。葉はゴムのような弾力があり、チクチク感はありません。

西洋芝JターフII0323
西洋芝JターフII0323

バミューダグラス側に飛び散った種からも発芽が確認できました。籾殻が割れて芽が出ている様子は、まさに教科書のよう。

西洋芝の発芽

【3月27日】初の芝刈りを実施

芝高がプランターの縁を越えるほどに茂ったため、初めての芝刈りを行いました。高さを2~3cmに整えることで、横への伸びを促し、密な芝面を形成します。

西洋芝JターフII0327

取り除いた刈りカスの量も、期待通りの生育の証です。

芝生の刈りカス

【3月29日】バルコニーへ移動

関東地方では桜が満開となり、日中気温20℃、最低気温10℃と安定した気候に。これにより、屋内保温の必要はないと判断し、プランターをバルコニーへ移動しました。

西洋芝の芝
移動のタイミング

3月下旬は気温が安定し、霜のリスクも低いため、バルコニーへの設置に最適な時期です。

まとめ:バミューダグラスとJターフIIの共存へ

バミューダグラスの弱った半面を活かして、西洋芝「JターフII」の種まきに成功。種まき(3月12日)から2週間余りで、寒地型芝草が主導する芝面へと転換しました。

春まきの利点

低温期に弱った芝の再生に有効。発芽勢いが強く、短期間で密な芝面を形成できます。

注意点

バミューダグラスは高温期に勢いを取り戻す可能性があるため、夏に入ってからは競合に注意が必要です。

JターフIIはいつまくのがベスト?

春(3~5月)または秋(9~10月)が適期です。気温が15℃前後で安定している時期が発芽に最適です(出典:庭園用寒地型芝草(混合):J・ターフ2|品種カタログ|芝・緑化・緑肥 – タキイ種苗)。

バミューダグラスと西洋芝が混ざっても大丈夫?

問題ありませんが、生育スピードや高さが異なるため、見た目が不均一になることがあります。どちらかを主にしたい場合は、優勢な方をカットして調整します。

種まき後、何日で発芽する?

適期にまけば10~20日で発芽します。発芽までは毎日水やりが必要です(出典:庭園用寒地型芝草(混合):J・ターフ2|品種カタログ|芝・緑化・緑肥 – タキイ種苗)。

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著者

「芝生の手入れ.com」のほぼ全ての記事を書いています。都内在住のブロガー/エディター。好きな芝はケンタッキーブルーグラス。育てている芝はコウライシバ・ノシバ、西洋芝のバミューダグラス・JターフⅡ。

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