ティフトン芝は国立競技場や校庭の緑化に使われる芝草でバミューダグラスの一種。国立競技場では「ティフトン419」という品種が使われている。25〜35度でも生育する夏芝(暖地型芝草)で冬になると地表部は茶色に枯れ休眠状態となる。地下部分は生きていて翌3〜4月になるとまた葉が出て成育を再開する。
国立競技場のようなスポーツグラウンドでは一年中常緑とするため秋冬には冬芝(寒地型西洋芝)の種を撒いて冬のメインの芝草とする「オーバーシード(オーバーシーディング)」方式を取っている。国立競技場の冬芝はペレニアルライグラス。国立競技場の芝生の管理について公式サイトから記事が出ている → 第2回 誕生!緑の悪魔 | 国立競技場
他の芝生品種と比べたティフトンの特徴
ティフトンは暖地型芝草では最も生育が盛んで踏圧・すり切れから損傷回復力に優れている。そのためスポーツ競技場や公園・校庭の芝生で使われ、またオーバーシードのベースの芝としても使われる。