東京駅 駅前広場オープン!芝生ゾーンも整備

JR東京駅丸の内駅前広場が3年の工事を経て2017年12月7日全面開業、芝生広場が新設されました。創建当時の赤レンガを再現した2012年の東京駅舎リニューアルと合わせオリンピックを迎える東京の顔となります。皇居側に伸びる「行幸通り」の沿道も芝生が再整備されました。

東京駅丸の内駅前広場

JR東日本では日本の首都東京にふさわしい駅として東京駅周辺地区を整備。2012年にリニューアルオープンした東京駅丸の内駅舎の保存・復元工事に引き続き丸の内駅前広場の工事を進めていました。

2017年12月7日に全面供用を開始した「東京駅丸の内駅前広場」は広場中央部に大きな歩行者空間「丸の内中央広場」、その南北に交通広場を配置した駅前広場となっています。

「丸の内中央広場」 は行幸通りとのデザインの一体感に配慮し白を貴重とした御影石舗装です。皇居前広場とつながる軸を意識してケヤキ並木を作りました。その他約1200m2の芝生と夏場は水場を設けヒートアイランド現象の抑制を図ります。

▼芝生の緑と赤レンガの駅舎でコントラストが高まり記念撮影する人も多数。芝生に散っている黄色い葉は東京都のシンボルマーク、銀杏です。
JR東京駅丸の内駅前広場
芝生エリアは柵で区切って立ち入り制限していましたが養生期間だけなのか今後開放されるのかは不明です。歩行空間は十分あるのでそのまま区切って踏み圧を避けるのではないでしょうか。

東京駅丸の内駅前広場は日当たりが良く周りがコンクリートやアスファルトに囲まれた空間なので土が浅いと乾燥も激しそうです。通常より水やりが必要かもしれませんね。

12月全面オープンを意識したのか緑の芝生です。高麗芝ならこの時期枯れているので西洋芝です。ランナーがなく畝のある葉で葉の出方が折り畳み型なのでライグラスでしょうか?

オーバーシーディングするなら夏のメインは暖地型西洋芝()で西洋芝のティフトンが有力です。西洋芝は真夏は毎日水やりが必要で手入れの工数がかかります。オープン時に緑にするためだけに西洋芝にしたならコストが高そうですが欧米では一年中緑の西洋芝も多く冬枯れする日本芝の光景が「どこに芝生があるの?」と映ってしまうこともあり常緑を維持する方針かもしれません。

東京駅丸の内駅前広場の目砂

行幸通り沿道の芝生再整備

皇居前広場に続く「行幸通り」は意識していませんでしたが元々芝生が植えられていました。今回東京駅丸の内駅前広場整備に合わせ一部の芝生を張り替えています。夏になると皇居前広場から緑の芝生が続くことになります。

▼地上部が枯れているのでノシバか高麗芝です。普通は芝張りしても寒さで生長が止まって根付かない時期ですが来春を見守りたいと思います。
行幸通りの芝生

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