芝生は園芸品種の中では土壌を選ばないものの、水はけが良い土壌を好みます。以前は目土として「黒ぼく土」が多く使われてきましたが最近は扱いやすく水はけの良い砂=目砂が主流になってきています。
芝生に水はけが大事な理由
芝生はじめじめしたり滞水している所は剥げてきます。また数年経つと根詰まりを起こして勢いがなくなってきますから目土に使う土も目砂のような通気性・排水性が落ちないものが使われます。
芝生を張った後は根本的な水はけ改善はできないので、造成時にゆるく傾斜を付ける、暗渠排水を設けて雨水桝に水を誘導するなどの処置が行われます。