バルコニーに置いたプランターで芝生を育てています。西洋芝で夏芝のバミューダグラスの種を撒いて12日目から芽が出て2ヶ月目の経過観察です。バルコニーが冷えるためプランターを保温し始めました。生長が止まって地上部が枯れる冬前にある程度芝生を育てるのが目標です。芝生の種まきの一般論はこちら。
これまでの振り返り
「屋内で冬でも芝生チャレンジ」でノシバを植えましたが比較用にバミューダグラスを植えています。こちらは「バルコニーで芝生プロジェクト」とします。バミューダグラスは西洋芝ですが夏芝(暖地性芝草)ですのでノシバや高麗芝同様冬になると地上部が枯れます。
【11/8】気温が下がったのでプチプチでプランターを保温。新たな芝生の発芽はあるか?
11月から最低気温5〜10度、最高気温15〜20度と発芽適温の20度、生育適温の25度を大幅に下回る日が続いています。お陰で紅葉の色づきは良いようですが毎年の平均だけではなく変動を見越して2週間くらい余裕をもって芝生の作業計画を立てる重要さを知りました。
プランターの1番密度が高いあたりでこのくらいの芝生。10月1日に撒いて12-20日で発芽するはずなので新たな発芽は諦めています。また屋内のノシバをプランターに植えて2ヶ月目と比べると葉が1cm未満で明らかに生長が鈍いです。
西洋芝のバミューダグラス(リビエラ)ですがランナー(匍匐茎)で増えるので保温してできるだけ生育してもらいましょう。ちょうどぴったりなサイズのプチプチがあったので覆ってダブルクリップで枠に止めています。
【11/15】保温の効果!11月でもバミューダグラスの新芽が増える
バルコニーの芝プランターを保温して1週間、新たな発芽が見られました!1cmに満たない新しい葉が増えています。ちらほら見える紫の粒がバミューダグラス(リビエラ)の種です。
【11/15】目土入れして芝生のでこぼこを直す
保温して芽が出たのは良かったのですが実は半分諦めていて水やりが雑になっていました。水の勢いが強すぎて目土が偏ってでこぼこになってしまいました。種が露出したのも水やりで目土が流れてしまったからです。芝生のでこぼこの直し方はこちら。
少し目土を足してレーキ…は大きすぎるのでフォークで平にします。既存の芝の葉が顔を出すようにするのが大事です。
【11/16】新たな心配…芝生の葉が黄変。病気の可能性も?
一部の芝の葉が黄色くなっています。プチプチをかぶせていることで日照不足または水をやりすぎて過湿環境になっているようです。芝生の黄変は肥料不足などの生育不良系と病原菌による黄化萎縮病が有りえます。しばらく保温を止めて日照量を増やし改善されないあるいは株が矮小化、異常分げつするなら黄化萎縮病と思います。
【11/21】黄変は収まる。芝を屋内に入れるか悩む。
写真右上辺りが前回黄変していた辺りです。日中覆いを外して風通しを良くし菌の繁殖が収まったようです。完全には枯れず、また緑に戻っています。1番大きな葉でも1cmくらいと5cm近く伸びた屋内ノシバと比べると生長が止まっている感じです。11月中旬の気温は最低5度最高15度くらいで推移していて生育適温の20度以上にするのは屋外だと厳しそうです。
【11/26】芝生の種を追いまきし、屋内に入れました
外気温が下がり大きな生長が見込めないことと追いまきして発芽適温を確保するため室内の窓際にプランターを移しました。
バミューダグラス(リビエラ)の種は春もまけるくらい余裕があるのでフォークで軽く目土(目砂)を掘った後追いまきし、目土(目砂)で覆って水をやりました。そのままだと15度前後だったので保温用のプチプチは付けたままです。
【11/28】ピシウム菌再発!
水をやった後に保温すると湿度が上がってしまうのでは、という不安があった訳ですが今朝見るとやっぱり…ピシウム菌の雲海です。ピシウム菌は常在していて高温多湿などの条件が揃うと菌糸が出ます。薬剤をかけて様子を見ています。
ピシウム菌は一目で「あ、カビ生えてる!」とわかる白い雲状の菌糸の塊が出ます。薬剤散布後ですが菌糸が見えるでしょうか。