大学生が芝生カフェのクラウドファンディング、大仁田厚と横浜スタジアムの人工芝の関係

2017年12月25日の芝生の話題ピックアップは京産大のゼミ生が商店街活性化のため「スローライフな芝生カフェ」のクラウドファンディングをしている件、テリー伊藤と大仁田厚の対談でスタジアムは満員だったが人工芝の養生に経費がかかって利益はそれほどでもなかった話の2本です。

“スローライフな芝生カフェ”プロジェクトとは

京都産業大学(以下 京産大)伊吹ゼミが企画した1日限定芝生カフェのクラウドファンディングが「ねとらぼ」で取り上げられています。大学近くの新大宮商店街活性化のため、スローライフを堪能できる1日限定芝生カフェを企画したものです。25万円を目標に募集し12月25日現在78000円が集まっています。

芝生でゴロゴロしながらコーヒーが飲める 1日限定「芝生カフェ」開催費をクラウドファンディングで募集中 – ねとらぼ

頭の体操として100均の人工芝を引く場合の費用を考えてみます。イメージ図によると既存の多目的スペース「TAMARIBA」に芝を敷くようです。多目的スペースは57m2、カフェスペースも使うようなので倍として100m2とします。100均の人工芝は20cm角か30cm角なので1000枚=10万円〜11万円で全面敷き詰められそうです。

100均の人工芝ブロックはちくちくして寝転がると痛そうです。Amazonで売っているロールの人工芝はどうでしょうか。こちらの方が手触りが柔らかく1m☓10mで1万円を切り値段も安く済みます。

元プロジェクトのページを読みましたが趣旨含めよく書けています。一日限定カフェで募集費用の半分弱が人工芝代は高い気がしますがこうしてねとらぼにも取り上げられる話題性を作れたので元が取れそうです。

スローライフな商店街への第一歩!学生が芝生カフェをオープン!(京都産業大学 経営学部 伊吹ゼミ 8期生) – クラウドファンディング Readyfor (レディーフォー)

大仁田厚、FMW時代スタジアムは満杯でも意外と儲からなかったと語る

徳間書店の週刊誌アサヒ芸能のWEB版にテリー伊藤と大仁田厚の対談が載っています。全盛期のFMWは儲かったんじゃないの?と水を向けられた大仁田厚によると意外と儲からなかったそうです。その訳は芝生の養生にお金がかかったから、とのこと。

大仁田 全日本、新日本はバックにテレビ局がついているから、付帯設備なんかはあっちが持ってくれるんですよね。うちの場合、例えば横浜スタジアムでタイガー・ジェット・シンと戦った時なんかは「人工芝の上にべニヤを敷いてくれ」と言われて、まずそこで4000万円かかるわけです。
天才テリー伊藤対談「大仁田厚」(3)実現できなかった馬場・猪木戦が… | アサ芸プラス

スポーツ競技場ではスポーツ利用以外にライブなどのイベント利用もあり芝生が痛むことから度々話題になります。プラスチック製のスノコを敷いたり物理的に負荷がかからないよう配慮しますが、2008年に味スタで試合の数日前にX-JAPAN主催のコンサート「hide memorial summit」が開催され芝が荒れたFC東京が抗議し数千万円かけて芝の張替えを行った事例が有名です。

「X JAPAN」hideの追悼イベント 「芝生が荒れる」と「FC東京」激怒 – ライブドアニュース

コンサートでは芝の上に保護用パネルを敷き、パイプいすを並べて観客席を作る。準備も含め丸二日はパネルで覆い、この間、日光は遮られる。夏場は芝生表面の温度が五〇度に達し、芝には過酷な環境だ。

「パネルを外すと芝が黄色く変色したり枯れていたりすることも。コンサート直後の芝は重病人のようなものです」。
東京新聞:「新国立」収支計画 コンサート 芝に負担:文化(TOKYO Web)