ベントグラス

ベントグラスはゴルフ城のグリーンで使われる芝草。冬芝=寒地型芝草の西洋芝で高温多湿に弱いが管理ノウハウが確立され全国のゴルフ場で使用されています。芝生の種類と特徴参照。

ベントグラスの中では「ペンクロス(Penncross)」が代表品種で日本のゴルフ場の半数以上で使われていると言われています。ペンクロスはアメリカで開発された芝草で生育が旺盛でランナーを多く出します。数mmの極めて低い低刈りに耐えグリーン用途に向いています。

ベントグラスの特徴

ベントグラス類は葉が細く短い刈り込みにも耐えるためゴルフ場のグリーンでよく使われる。長いランナー(匍匐茎)を持つが根が浅いため乾燥には弱い。反面高温多湿に弱く暖地では夏枯れしやすい。肥料を多く必要とするなど管理に手間がかかる品種。

分類:寒地型芝草・西洋芝・冬芝
地域:北海道〜本州
用途:ゴルフ場のグリーン

ベントグラス

GINZA SIX屋上庭園 201710芝生の種類と選び方

富士化学など芝生の品種改良事例 エルトロ、ビルトール、TM9

化学工業日報によるとケイ酸ソーダ国内大手の富士化学が新規事業として育成中の植栽事業で改良型高麗芝を開発、矮性チガヤは量産体制に入り早期の商業販売を目指す、としています。富士化学の改良型高麗芝「新芝草 わかば」は秋冬期も緑を保つ特徴を持ちます。矮性、踏圧耐性など芝生品種改良の流れについて。

芝生の病気 / ラージパッチ芝生のトラブル

芝生の病気対策(薬剤)

芝生には一年を通じて様々な病気が発生します。芝生の見栄えや生長に関わる病気もあり早急な対処で被害が抑えられます。ラージパッチ、ブラウンパッチ、ダラースポット、さび病、雪腐病、ピシウム菌、うどんこ病、いもち病、フェアリーリングなどの症状と対策。菌類の対策には殺菌剤などの薬剤を散布します。

混合西洋芝の種まき芝生の植え方

西洋芝など芝生の種まき 時期と方法

種まきで芝生を作る方法。種まきには高麗芝など切り芝を張る方法と比べ芝生造成の初期コストが安いメリットがあります。日本芝のノシバでも発芽促進された種子があり西洋芝でも暖地型芝草のバミューダグラスなど種を使える芝草が出回っています。夏芝をベースに冬芝をオーバシードして常緑を保つ際も種まきします。