港区の芝公園と増上寺周辺には広大な芝生広場があり、都心にいながら自然を楽しめてピクニックや散策に最適です。都立芝公園は5,100㎡の西洋芝で一年を通じて比較的良好な状態が維持され、増上寺脇の高台には「プリンス空中庭園」として知られる芝生エリアがあり東京タワーを間近に望めます。都内全域の芝生公園情報は東京都内の芝生広場がある公園(ピクニック・子連れ)をどうぞ。
空中庭園って今も入れるの? 犬の散歩はできる?
ゴールデンウィークの芝公園:冬から春への変化
この記事の初公開は冬期でしたが、春のゴールデンウィークに再訪して状況を追記しました。季節ごとの変化を把握できるよう、記述は時期に応じて整理しています。
冬から春にかけての芝公園では、芝生の覆われ方が大きく変わります。冬はところどころ土が見えるものの、4月下旬から5月にかけてはほぼ全面が緑に覆われ、絨毯のような景観が広がります。これは採用されている西洋芝が低温下でも早期に生育を再開する特性によるものです。
芝公園の芝生は「混合西洋芝」。冬でも枯れにくい品種が使われており、東京の気候に適しています。冬期も芝のカバー率は高めの水準が保たれています。
春の芝生広場では、スポーツを楽しむ人、レジャーシートを広げる家族連れ、夕焼けに染まる東京タワーを撮影する人でにぎわっています。
4月下旬~6月:芝が全面的に緑化され、ピクニックに最適な状態。気温も快適。
9月~10月:夏の枯れが収まり、秋の訪れとともに回復。混雑も比較的少ない。
冬期:芝は休眠気味で一部がむき出しに。散策は可能ですが、座っての利用にはシートが必要。
都立芝公園の芝生広場
芝公園は、港区に位置する都立芝公園と港区立芝公園の総称で、増上寺の周辺に広がる緑地帯です。明治時代に開園した歴史ある公園で、もとは増上寺の敷地でしたが、戦後の政教分離の観点から都立公園として独立しました。
都立芝公園の芝生広場は、増上寺の東側、ザ・プリンス パークタワー東京に近接するエリアにあります。広さは約5,100㎡。夏には芝の上にシートを広げてのピクニックに最適です。後方にそびえる高層ビルはザ・プリンス パークタワー東京で、左手奥には都内最大級の前方後円墳とされる丸山古墳が位置しています(出典:港区ホームページ/芝公園)。
緑豊かで開放感のある広場。周囲に高層ビルが多くても、視界が広く感じられます。
西洋芝の種類と生育状態
都立芝公園の芝生は、混合西洋芝を採用しています。多くの都内公園では「冬芝(イシクラゲ)」がまばらにしか張られていない中で、芝公園は冬期でも比較的高いカバー率を維持しています。これは2006年に芝生が再整備されたことで、床土から見直され、雑草の定着が抑えられているためと考えられます。
- 夏芝
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コウライシバ(高麗芝)やベントグラスなど。高温期に生育し、匍匐茎で横に広がる。
- 冬芝
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ノシバ(野芝)やペレニアルライグラス。低温に対応し、冬から春にかけて生育。
芝生の写真を拡大すると、株で成長するノシバと、横に這うように広がる夏芝の混在が確認できます。
都内で一年中しっかり芝が張られている公園としては、錦糸公園、南池袋公園などが挙げられますが、芝公園もそれに準ずる状態です。
芝生の維持管理
芝の状態が良好な理由の一つは、定期的な張り替えと維持予算の確保です。部分的な張り替え跡が確認できることから、管理が継続的に行われていることがわかります。また、通路脇など踏圧の強い場所では、芝が剥げやすいことを考慮して、緑色の補強材が埋設されています。この補強は、前回の再整備時に床土ごと施工された可能性があります。
表面の床土には目砂が使用されており、雨上がり数日経っても湿った状態が続くことから、水はけはやや劣る可能性があります。そのため、雨後すぐの利用は控えた方が無難です。
| 項目 | 状況 | 備考 |
|---|---|---|
| 芝の種類 | 混合西洋芝 | 冬期も緑が維持 |
| 広さ | 約5,100㎡ | 都内では規模が大きい |
| 水はけ | やや不良 | 雨後は湿りやすい |
| 張り替え | 2006年以降、局所的に行われている | 雑草抑制に効果 |
| 補強材 | 通路脇に使用 | 踏圧対策 |



芝公園の子ども向け設備
芝生広場内には子ども向けの遊具が一つ設置されています。写真左側の建物は管理事務所(8:30~利用可)、右側にトイレと自動販売機が揃っています。奥に見えるのは虎ノ門ヒルズです。
管理事務所の前には普段から机や椅子が設置されており、休憩ポイントとして活用できます。大きな通りに囲まれた立地のため、気軽に出入りしにくい公園でもあるので、こうした設備はありがたい存在です。



増上寺脇の「プリンス空中庭園」
増上寺の惣門脇にある階段を登ると、ザ・プリンス パークタワー東京の敷地内に位置する「プリンス空中庭園」と呼ばれる芝生広場に出ます。このエリアは、徳川幕府2代将軍・徳川秀忠の霊廟があった場所で、東京大空襲で消失した後、現在のホテル群として再開発されました(出典:アクセス・周辺案内 | ザ・プリンス パークタワー東京)。
※「空中庭園」という名称や一般公開の可否については、公式サイト(2026年8月現在)に明確な記載が見つからないため、2018年時点の情報である点にご注意ください。詳細は(出典:プリンス芝公園 | ザ・プリンス パークタワー東京)で確認を推奨します。
2018年の情報では芝生に養生期間がありましたが、現在は公式ページにその案内がありません。整備が進められ、散策や利用が可能な状態として紹介されています(出典:プリンス芝公園 | ザ・プリンス パークタワー東京)。
空中庭園の芝生は一段高くなっているため、東京タワーが間近に迫って見える絶好のフォトスポットです。2018年には「犬をノーリードで離さないよう」の注意書きがありましたが、現在のペット同伴ルールについては公式サイトでの確認が必須です(当該記述は確認中)。
芝の種類は不明ですが、2018年訪問時は粗い質感で、ノシバや軸刈りされた可能性も。2023年以降の訪問では、全面に緑が広がり、コウライシバも混在しているように見えます。雑草も少なく、手入れが行き届いている印象です。






まとめ:港区・芝公園エリアの芝生広場
・都立芝公園:約5,100㎡の混合西洋芝。一年を通じて良好な状態。ピクニックやスポーツに適する。
・プリンス空中庭園:東京タワーを間近に楽しめる高台の芝生エリア。名称や公開状況は要確認(2018年情報)。
・春(4~6月)と秋が最も利用しやすい時期。水はけは控えめのため、雨後は注意。
・管理設備と休憩スペースあり。子ども連れでも安心。
- 芝公園の芝生広場は犬の散歩に使える?
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都立芝公園では犬の散歩が可能です。ただし「プリンス空中庭園」については、公式ウェブサイトに明確な規則が見つからないため、利用前に(出典:公式ページ)で確認してください。
- 空中庭園は今も一般公開されている?
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2018年時点では一般公開されていましたが、2026年8月現在の公式サイトには「空中庭園」という名称や公開情報が見つかりません。情報が古い可能性があるため、(出典:アクセス・周辺案内)をチェックして最新情報を確認してください。
- 芝生に座るのはいつがいい?
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4月下旬から6月、および9月から10月が最適です。芝が全面的に生い茂り、座っても土がつかない状態になります。冬期は芝が休眠しており、座る場合はマットやシートの使用をおすすめします。
- 芝公園は東京タワーが見える?
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都立芝公園の芝生広場からも東京タワーは確認できますが、より近くで見られるのは「プリンス空中庭園」です。高台に位置するため、視界が開けており、フォトジェニックなスポットです。
- 芝の張り替えや維持はどのくらい行われている?
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芝生には部分的な張り替え跡が見られ、維持管理が継続的に行われていることがわかります。2006年の大規模な再整備を経ており、現在も比較的良好な状態が保たれています(出典:港区ホームページ/芝公園)。









