庭の芝生を手入れするとき、最初に迷うのが「どの芝刈り機を選ぶか」という問題です。バリカン・手動芝刈り機・電動芝刈り機と種類は多いですが、選び方の基準はシンプルで、芝生の広さが決め手になります。3坪以下なら芝生用バリカン、5坪から30坪なら手動芝刈り機、30坪を超えると電動芝刈り機が適しています。この記事では、特に悩む人が多い「3坪〜10坪」の中間帯に焦点を当て、具体的な機種とともに選び方を解説します。
面積別・芝刈り機の選び方一覧
芝生の面積によって、適した芝刈り機の種類は大きく変わります。下の表を参考に、自分の庭に合ったタイプを確認してください。



| 芝生の面積 | 推奨タイプ | 目安の価格 |
|---|---|---|
| 3坪以下 | 芝生用バリカン(ポールバリカン) | 数千円〜1万円台 |
| 5〜30坪 | 手動芝刈り機(リール式) | 1万円〜2万円台 |
| 30〜100坪 | 電動芝刈り機 | 2万円〜5万円台 |
| 100坪以上 | エンジン芝刈り機 | 5万円以上 |
表の境界部分が一部重なっているのは、たとえば30坪の庭を手動でこなすことも電動を使うことも、どちらも選択肢になり得るためです。大切なのは1回の芝刈りが1時間程度で終わる機種を選ぶこと。処理性能に差!手動vs電動芝刈り機の違いでも調べていますが、手動芝刈り機の処理能力は1時間あたり約30坪、電動は120〜150坪が目安です。
5坪の芝生ならバリカンと手動芝刈り機、どちらが正解か
5坪前後はバリカンと手動芝刈り機のちょうど境界線です。どちらでも対応できる面積ですが、きれいな仕上がりを求めるなら手動芝刈り機を選んでください。理由は3つあります。
- 連続作業時間の差:市販の芝生用バリカンは連続使用30〜40分が限界のものが多く、広い芝生では途中で休憩を挟む必要があります。手動芝刈り機には使用時間の制限がありません。
- 刈りカスの回収効率:バリカンのキャッチャーは小型のものが多く、こまめに捨てる手間がかかります。手動芝刈り機はキャッチャーの容量が大きく、作業が中断しにくい設計です。
- 刈込幅と仕上がりの均一さ:芝生用バリカンの刈込幅は15cm前後が一般的ですが、手動芝刈り機は20〜30cmあります。広い面積になるほど、刈込幅が狭いと刈りムラが目立ちやすくなります。
手動芝刈り機を選ぶ際は、リール式(回転刃が複数枚のタイプ)で刃の枚数が5枚または6枚の機種を選ぶとさらに仕上がりが良くなります。3枚刃より細かく刈れるため、芝が密なほど差が出ます。
手動芝刈り機の定番機種:キンボシ ゴールデンスター「GSB-2000N」
手動芝刈り機で最もレビュー評価が高い機種のひとつが、キンボシ ゴールデンスター「GSB-2000N」です。価格は15,000円前後で、5枚刃のリール式を採用しています。
- 刈込幅:20cm
- 刈込能力:1時間あたり約120平米(約36坪)
- 刃の調整:回転刃と固定刃のすり合わせ調整が不要
- 収納:持ち手とキャッチャーを外してコンパクトに収納可能
刃の調整が不要で切れ味が持続する点と、使わないときに場所を取らないコンパクト収納が好評です。5〜30坪の芝生に対して過不足のない性能を持ちながら、価格が手頃な点も選ばれる理由です。
Amazonで高評価の芝生用バリカン:リョービ「PAB-1610」
バリカンの選択肢として、売れ筋の機種も押さえておきましょう。その他の機種は芝生のバリカン比較!で確認できます。
リョービ(RYOBI)の「PAB-1610」は、柄の付いたポールバリカンタイプのコード式電動バリカンです。立ったまま作業できるため、腰への負担が少なく、メーカーが推奨する芝生の広さは3〜5坪となっています。Amazonの「芝生 バリカン」カテゴリで長く上位評価を維持している機種です。
- サイズ:1365×178×850mm
- ストローク数:両刃駆動・1,250回/分
- 刈込幅:160mm
- 刈込高さ:25mm・20mm・15mmの3段階
- 質量:1.5kg
- ポール角度:5段階調節
車輪はありませんが、ブレードガードが刃と塀・ブロックの接触を防ぐ設計になっています。使用時は芝の上を滑らせるように動かすのがコツです。ポールを外せばハンディタイプとしても使えるため、キワ刈りや芝刈り機が届かない細かい部分のフォローにも向いています。なお、石を噛み込むと刃が欠けることがあるため、作業前に芝生上の小石を取り除いておくことをおすすめします。
以下は、リョービ「PAB-1610」を実際に使用している様子の動画です。










